レッドソックス観戦
隅々まで手入れの行き届いた美しいターフ(芝)と土の匂い、そして世界中から集まってきた一流の選手たちが熱戦を繰り広げるのがアメリカ大リーグの魅力です。
ボストンはアメリカでもヤンキース、ドジャース、カブスと並んで人気球団であるレッドソックスが本拠地を置いています。
ボストンレッドソックスの歴史
ボストンレッドソックスは、ワールド・シリーズの歴史上最初の覇者です。あのホームラン王ベーブ・ルース、最後の4割打者テッド・ウィリアムズ、アメリカン・リーグ最高の模範選手ワイド・ボッグス三塁手などがかつて在籍した、アメリカで最も歴史と伝統のあるチームです。
特にヤンキース戦は異常な盛り上がりを見せます。ヤンキースはお金も人気もあるので不思議ではないかもしれませんが、ニューヨークは世界的に有名ですし、観光地としてだけでなく経済力でも極めて強い町です。「せめて野球だけはニューヨークに負けたくない!」というボストニアン(ボストンに住む人のこと)の本音が少しあるのかもしれません笑
アメリカ最古の野球場
フェンウェイパークにはアメリカ最古の公園、図書館、本屋、ホテル、建物、大学・・・など「最古」と形容されるものが数多くあります。実際この町で観光ガイドをやっていると「アメリカ最古」という形容詞を観光中に5〜6回は使います。
この1912年に誕生したフェンウェイ球場もまた、現在30あるアメリカ・メジャーリーグの球場の中で最古の球場です(同じ年にデトロイト市内の球場が出来ましたが、現在は取り壊して新球場になったため名実ともに全米最古です)。
市内から地下鉄または徒歩ですぐ、という球場の便利な場所も人気の秘密です。またフェンウェイ球場は内外野席を合わせて約38,000席(立ち見も含む)と比較的小さいので、一部のセクションを除きほぼどの座席からも良い条件で選手のプレーを観ることができます。
食べ物
「フェンウェイドック」と呼ばれるホットドックは大変美味しいと思います。イチロー選手も気に入っていて、時には自分で売店まで行き買い求めたそうです。
チーズをかけて食べるナチョスもおすすめ。ホームベース後方およびブリーチャー席にはボストンの有名店「リーガルシーフード」が支店を出していて、クラムチャウダーもあります。
飲み物
ボストンでは21歳以下の飲酒が禁止されています。球場でもアルコールを買うときは写真つきの身分証明書(パスポートや米国運転免許証)が必要です。ホテルなどにお忘れにならないようにお気を付け下さい。
フェンウェイ球場へ行かれる際は、開幕してすぐの4月初め頃やシーズンの終わりは、肌寒い時もありますので服装に十分に注意して下さい。ジャンパーやひざにかけるブランケットなどは必需品です。特にナイターゲームでは、羽織るものをお忘れなくご持参下さい。
ボストンレッドソックス観戦に関するお問合せは、こちらのお問合せフォームからお願いいたします。
その際は「観戦希望日」と「人数」を入れていただけると連絡がスムーズになりますのでご協力をお願いいたします。